2010-02-24

  1. フランチェスカ・リア・ブロック「マンハッタンのドラゴン」(「"小女神"第9号」収録)を読む。コレ何ていう大島弓子? マンマじゃん!
  2. アメリカでフランチェスカ・リア・ブロックに熱を上げている層が大島弓子岡崎京子を発見したら面白いだろうな、全米の図書館に大島弓子岡崎京子が行き渡るのだ…と言うようなことを妄想中。…なアホなことを考えてないで、もう寝よ。
  3. 大島弓子の作品には1977年と1978年の間あたりに大きな断層というか、臨界点というか、飛躍の瞬間があったような気がする。その前と後では全然別な作家…と言ったら言いすぎだろうか?でもそれくらい変わったよな。その変化を象徴する作品が「バナナブレッドのプディング」だと思う。
  4. 都甲幸治「偽アメリカ文学の誕生」、大人げない文学の系譜のくだりを読んでいたら強烈に大島弓子を再読したくなる。サリンジャーが古典になれるならフランチェスカ・リア・ブロックが古典になってもおかしくない。ブロックがウケるなら大島弓子がウケてもおかしくないと暫し妄想。

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